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研修プログラム管理運営体制

山梨大学医学部附属病院医師卒後臨床研修管理委員会が組織を統括し、その下部組織として臨床教育部管理委員会、臨床教育部連絡協議会、臨床研修センター運営委員会を設置し、研修内容等についての検討を行っている。また、各診療科に研修プログラム責任者を配置し、研修を実りあるものにするよう指導体制を万全にしている。

総括責任者  木内 博之 (医学部附属病院長)
臨床研修教育責任者 板倉 淳 (臨床研修センター長)

臨床研修の到達目標について

研修内容は「医師臨床研修指導ガイドライン2020年度版」に則った研修到達目標に基づいて行われ、さらに各診療科の特徴を生かした研修内容を提供します。指導医・研修医ともに、オンライン臨床教育評価システム「PG-EPOC」に基づいて研修の内容を確認、さらに形成的評価を行っています。
研修の総合的な達成度評価は、A:医師としての基本的価値(プロフェッショナリズム)、B:資質・能力、C:基本的診療業務 の3つの領域で、各ローテーション毎に指導医のほか、看護師、医療技師等第3者を含む複数名による多角的評価を行います。到達目標は、経験すべき症候29項目、経験すべき疾病・病態26項目を「PG-EPOC」に則ってローテーション毎チェックし、研修の進捗状況の確認を行っています。

研修の評価と修了認定

1. 研修医の評価

研修医は自己の研修内容を記録・評価し、病歴や手術記録の要約を作成する。評価の方法は2020年度から導入したオンライン臨床教育評価システム「PG-EPOC」を使用する。指導医はローテーション毎に研修期間を通じて研修医の観察・指導を行い、目標達成状況を研修記録・評価表から把握し評価を行う。評価は指導医ばかりでなく看護師、技師、コメディカル等医療スタッフ、患者・患者家族等からも行う。

2. 研修修了判定

2年間の全プログラム終了時に本院において目標達成度、指導医、チーム医療スタッフによる観察記録を合わせて総合評価を行う。その評価を受け、病院長(研修管理委員長)より臨床研修修了証が交付される。

3. メンタルヘルスケア

本学保健管理センターの協力のもと積極的に研修医のメンタルヘルスケアに取り組んでいる。研修開始時、ローテーション毎の定期的なメンタルチェック以外にも、必要に応じて適宜、保健管理センター、臨床研修センター、診療科が介入しメンタルケアを行っています。個々の状況に合わせて柔軟にカリキュラムの調整を行い、無理なく研修終了できるようサポートしています。
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