研修医からのメッセージ
坂本悠 先生
(卒後臨床研修一般プログラム、 令和6年度研修中)
こんにちは、山梨大学医学部附属病院で初期臨床研修をしている坂本です。私が初期研修先として当院を選んだ理由として、研修プログラムの自由度の高さがあります。必修の診療科はある程度決まってはいますが、2年間のうちに経験できれば良いため、希望すれば1年目の4月から自分の興味のある科を回ることができます。私も1年目のうちに、必修科ではないものの興味がある診療科を3つ回らせていただきました。また、2年目になった今年度も夏までに3つ自由選択科を回ろうと思っています。今も3年目以降の専攻科を決められずにいますが、自分で興味のある診療科をかなり自由に見ることができ、とてもありがたいなと思っています。(卒後臨床研修一般プログラム、 令和6年度研修中)
また、大学病院ではcommon diseaseの経験が難しいのではないか、と思う方もいると思いますが、当院では週に1度の二次救急を研修医が主体となって行っており、多くはcommon diseaseです。指導体制も充実しており、研修医6人に対して3名の指導医が付いて下さるという、非常に恵まれた環境で手厚く指導していただいています。今年度からは毎日の1次救急の診療にも研修医が関わることになり、より多くの経験の場があります。
1年間、研修をしてみると、研修医の同期も多く、仲間と支えあいながら充実した研修が行えているように感じています。皆さんが来られるのを楽しみにしています。
中村香沙音 先生
(卒後臨床研修一般プログラム、 令和6年度研修中)
私が山梨大学医学部附属病院での研修を選んだ理由は、自由度の高いローテーションを選べることと、教育体制の厚さに魅力を感じたからです。 (卒後臨床研修一般プログラム、 令和6年度研修中)
はじめに、学生の皆さんは将来進みたい診療科は決まっているでしょうか?私が臨床研修先を選ぶ時期には、進みたい診療科は方向性も含め絞ることはできませんでした。そんな中、様々な病院に見学にいき、比較していく中で、マイナーからメジャー科まで幅広い診療科を自由なタイミングで回ることができる当院のシステムを非常に魅力的に感じました。実際に自分は1年目に興味のあった内科から放射線科、産婦人科などを希望のタイミングで回ることができ、働きながら進みたい診療科を選んでいくことができました。2年目はもう一度回りたい科やまだ悩んでいる科を2度目で回るといったローテーションで組むことができています。
次に教育体制の厚さについてですが、どの診療科も専門の指導医の先生がおられ、疑問に思ったことはすぐに相談できる体制がとられています。研修医の時期に学びたいことの大きな割合を占める救急研修についてですが、当院では毎週火曜日の二次救急を研修医が主体で行っています。その間も救急科の指導医の先生が常に同じ空間にいる指導体制となっており、治療の選択で悩む場面では気軽に相談することができます。今年度からは一次救急がはじまり、こちらも研修医主体で行うこととなっていますので、経験できる症例数も前よりも多くなってくるのでよい機会となると思います。
最後になりますが、研修先の病院選びは実際に病院に足を運んで病院の雰囲気を確かめながら自分に合った病院を選ぶのが大切だと思います。山梨大学医学部附属病院もぜひ候補に入れていただけると幸いです。