専攻医からのメッセージ
眼科 田中彩音 先生
(令和5年度卒後臨床研修一般プログラム 修了)
私は山梨大学医学部附属病院で2年間の初期研修を行いました。(令和5年度卒後臨床研修一般プログラム 修了)
当院には様々な診療科が揃っており、初期研修プログラムは自由度が高いため1年目から必修診療科以外にも自由に診療科を選択することができます。私は初期研修の始まる段階では進みたい診療科がはっきり決まっておらず、様々な診療科に興味があったため当院の一般プログラムを選択し、1年目からマイナー科も含め興味のある科を全て研修させて頂き早くから進路について考えることができました。
また指導体制が充実しているのも魅力です。各診療科では多彩な経験を積まれてきた指導医の先生方から診察や手技、診療に至るまで丁寧に指導して頂けます。2次救急では研修医が主体となって診察、検査、診断を行うことで自ら考え診療方針を決めていく力がつきます。診断に困ったときにはすぐに指導医の先生に相談できる環境も整っておりフィードバックもありとても勉強になります。
大学病院では専門性の高い症例や希少な疾患が多いですが、地域病院での研修や一般外来研修もプログラムに含まれているため、common diseaseも経験することができます。一般外来研修では自分の外来を任され、1年間の研修で培った知識をもとに診察や検査を行い自ら治療方針を決めていくため、より実践経験を積むことができます。
定期的に研修医向けの勉強会を開催してくださるなど研修医のサポート体制も充実しています。このように整った環境で沢山の同期と切磋琢磨しながら研修を行うことができ、私自身2年間での成長を実感しております。当院では、医師としての第一歩を踏み出し、安心して進路を決定できる環境が整っています。皆さんと一緒に働くことができる日を楽しみにしています。
小児科 荻原和樹 先生
(令和5年度卒後臨床研修たすき掛けプログラム 修了)
私はたすき掛けプログラムで1年目に静岡県の藤枝市立総合病院、2年目に山梨大学医学部附属病院で研修しました。藤枝市立総合病院は、市中病院でありながらも500症以上の病床を有し、3次救急の受け入れも行っています。多くのcommon diseaseを経験するとともに、3か月間の救急科ローテーションでは3次救急の重症な症例も経験でき、幅広い症例に触れることができました。手技やエコーなども多く経験し、臨床医としての基礎を1年目に学びました。(令和5年度卒後臨床研修たすき掛けプログラム 修了)
大学病院での2年目では、専門性の高い症例を多く経験しました。大学病院では専門性に長けた上級医が豊富で、優しく熱心な指導のもと学術的な成長を遂げることができた一年でした。また、地域医療として南三陸病院でも研修を行い、医療資源の少ない中での医療や訪問診療を経験するいい機会となりました。また、小児科へ入局するにあたり、実際に働いて医局の雰囲気を感じられたのも大学病院で研修するうえでよかったと思えるポイントです。
たすき掛けプログラムでは市中病院と大学病院 両方の長所を経験でき、それぞれに足りない部分を補完できます。市中病院か大学病院かで悩まれている方に私はたすき掛けプログラムをお勧めします。一緒に学び、ともに成長しましょう。皆さんと働ける日を楽しみにしております。