menu
  • dd
  • メール受付窓口まで
山梨大学医学部附属病院卒後臨床研修プログラム
山梨大学医学部附属病院 臨床教育センター Facebookページ

研修医からのメッセージ

専攻医からのメッセージ

小児科 金 玄鎬 先生
(令和4年度卒後臨床研修一般プログラム 修了)
金 玄鎬先生  私は山梨大学医学部附属病院で2年間初期研修を行い、現在は小児科に入局し後期研修医として日々様々な経験を積んでいます。
 当院の初期研修での良い点は、1年目から自由選択期間を利用することができ自由にローテーションを組むことができるため、将来どの科を選択するかじっくり考えることができることです。私の場合は、もともと小児科に興味があったため、2年の研修期間のうち6か月を小児科で研修させていただき、ほか期間では放射線科でCT画像の読影の仕方を勉強させていただいたり、検査部で腹部の超音波検査の修行をさせていただいたりなど、様々な経験を積むことができました。このように当院の初期研修では、将来を見据えて自由に研修ローテーションを組むことができ、様々な診療科で研修を行うことができます。
 また、地域病院での研修や一般外来研修も研修プログラムに含まれており、大学病院では経験することのできないcommon diseaseも経験することができます。地域病院での研修は基本2年目に行い、研修先は相談の上になりますが、連携病院であれば自由に選ぶことができます。同じく2年目で行う一般外来研修では、自ら問診診察、検査を行い、診断し、治療方針を決めていくため、より実践経験を積むことができると思います。
 研修医の希望に応じた勉強会を開催してくださるなど、当院の研修医のサポート体制も充実しており、2年間安心して研修ができる環境が整っています。皆さんと働くことができる日を心から楽しみにしております。
頭頸部・耳鼻咽喉科 河合 頌子 先生
(令和4年度卒後臨床研修たすき掛けプログラム 修了)
河合 頌子先生  私は1年目に山梨赤十字病院、2年目に山梨大学医学部附属病院で研修を行いました。市中病院と大学病院、2つの病院に行くことで多くの学びを得られました。
 山梨赤十字病院は富士東部地域にある、県内唯一の赤十字医療施設です。病床は200症以上あり、急性期病棟から療養型病棟まで幅広い症例を経験することができました。研修医は数名のみで研修医室はありませんが、上級医の先生方と同じ医局を使用する中で先生方との接点ができ、研修中の診療科以外でも興味深い症例や処置がある時などに声をかけてくださり、とても可愛がっていただきました。
 また、他のスタッフとも距離が近くたくさん気にかけていただきました。山梨赤十字病院は希望があれば最初の1ヶ月、週に2日ほど午前中に採血室で外来の患者さんの採血をさせてもらえました。入職後の手技に不安がある時期に検査技師さんの指導のもと採血を行えたことは現在でも活きています。そのほかにも呼吸機能検査や心エコー、腹部エコーなど多くの検査を見学・実践させてもらいました。この経験は規模が大きくない市中病院だからこその強みだと思います。
 大学病院に戻ってきてからは専門性の高い症例が多く、学術的な面で成長を感じました。また、一転して多くの同期に囲まれ、横のつながりを意識するようになりました。現在耳鼻咽喉科入局後も耳鼻科の同期にはもちろん、他科の同期にも助けられながら日々診療を行っています。
 研修医の2年間は長いようでとても短い時間です。別の病院で研修することで見えてくることも多くあると思います。市中病院と大学病院の良いとこ取りができるたすき掛けプログラムを私はお勧めします。皆さんと一緒に診療できる日を心待ちにしております。
TOP